このご時世、「はやさ」はそれだけでかなりの価値があります。
例えば…
- メールの返信が早い
- 家事をこなすのが速い
- レストランで注文してから料理が来るのが速い
- 遊園地でアトラクションの列に並んでから順番が回ってくるのが早い
- 希望を申請してから返答がくるのが早い
- 提出物の提出が早い
- e.t.c
上に挙げた内容において、はやいということはどんな価値があるでしょうか。
それは物事がはやいことによって「新たな時間が生まれる」ということです。
まぁ当たり前っちゃ当たり前のことなんですが非常に重要です。
新たな時間が生まれるって相当重要ですよ。
新たな時間が生まれれば、その分何か他のことに時間を使えるということですからね。
そしてこのはやいことによって新たな時間が生まれるのはそこに関わる人間の双方に生じることであり、両者ともにメリットがあるのです。
例えば上記の例でいうならば、A君がB君にメールを送ったとして、B君からの返信が早かったとします。この場合、早い返信をもらったA君は返事が早く返ってきたので、その返信の内容に基づいて物事を進めることができます。また早く返信したB君も早い返信をしたことで、そのメールからは解放され、他のことに時間を使えます。返信を保留していると、いつも頭のどこかでメールのことを気にしていないといけなくなります。
レストランでの注文から食事が来るまでが早ければ、客は早く食欲を満たすことができるので嬉しいし、店側も客が早く満足してくれるので回転を速くすることができて売り上げがあがります。
遊園地のアトラクションの待ち時間に関しても同様のことが言えます。
このように、物事がはやいことで時間が生み出され、いろんな人にメリットが生まれます。
特に育児真っ最中の夫婦などは、仕事・家事・育児によって常に時間カツカツの生活をしているので、時間は喉から手が出るほど欲しいものです。
ドラゴンボールの「精神と時の部屋(この部屋の1年は現実世界の1日)」欲しい!!と思ったことがあるのは僕だけではないはずです。
この時間カツカツ生活において新たな時間を生むことができるのは相当なメリットなわけです。
家事を速攻で終わらす。混んでないレストランを選ぶ。仕事を速攻で終わらせて帰宅する。
このようにはやさを意識して新たな時間を生み出すことで、子どもたちに割いてあげる時間も増えます。
子どもたちと関わる時間というのは基本的に短縮できません。
大人の都合で子どもたちに早く何かをさせようとか、早く終わらせようとか、基本無理です。素直に大人の希望通りに動いてくれる子どもなどいないからです。
というか、子どもたちにはむしろたくさん時間を割いてあげないといけません。
これは僕が師匠にしている育児の先生の教えなのですが、これに関してはまた別の記事で改めて語りたいと思います。
話を戻しますが、はやいことのメリットは他にもあります。
それは、早い人はそれだけで信頼されやすい、ということです。
例えば、職場での仕事のメールに関して、返信早い人と、遅い人っていますよね。
で、返信早い人はいつも早いし、遅い人はいつも遅い。
メールで情報発信した側からすると、返信は早い方が助かるんですよね。
逆に遅いとうざい。あとこいつだけ返信してくれたら話を進められるのに、ってこと多いですよね。
仕事の場面だとメール返信が早い、提出物の提出が早い、っていうのは相手にとって助かることが多い、そうすると相手は信頼してくれるんですよね。
そしてこのような物事に対するレスポンスが早い人って、だいたい仕事デキる人が多いです。で、だいたい周囲からの信頼も厚い人が多いです。
何でかというと、物事に対するレスポンスが早いと、上記のように新たな時間が生まれる→多くの仕事をこなせる→しかも相手にも新たな時間を生み出させることができるからです。
以上のように、はやいことによるメリットを述べてきましたが、このはやさを阻害するやつがいます。
そう、諸悪の根源、「完璧主義」ですね。
完璧主義がどんだけ悪い奴か、ということはまた別の記事で詳しく語りたいと思いますが、とにかくこいつのせいで物事をスピーディにこなしていけないんですよね。
相手の気分を害さないようなメールの文面を考えすぎて返信が遅れる。
完成度をもう少し高めてから…と考えすぎて提出物が遅れる。
もうこれ、あるあるじゃないですか。
なにをかくそう、僕自身がこれでした。
でもこんなことしてたらホントに時間がいくらあっても足りません。
とにかく物事は先送りにせず、その場その場でもうアウトプットしてしまう。その場その場で処理してしまう。
もう少しゆっくり考えてから…とか考えてても結局そんなに良い答えはでません。
出しちゃいましょう。
即断即決。
そういえば、即断即決の方が、脳が疲労しにくいと脳科学か何かの情報誌に書いてありました。
ウダウダ考えることは相当エネルギーを使うようで、疲れやすいようですね。
というわけで、この忙しいご時世、時間は超大切。
そのために毎日、どんなことにおいても「はやさ」を意識していきましょう。
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