これからの時代を生き残るためには、まず自分の市場価値について考えることが重要です。
みなさん考えてますか?
自分の市場価値。
特にサラリーマンの方々はあまり考えたことがないんじゃないかと思います。
というか考える機会が少ないと思います。
一般的なサラリーマンは会社に勤め、どこかの部署に配属され、与えられた仕事をこなします。
そして自分の仕事の結果がどうであるかにかかわらず、一定の給料が決まった日に振り込まれます。
そうするとですよ。ぶっちゃけあんまり頑張らなくてもやっていけちゃうんですよ。
もちろん入職したてとか、あたらしい部署に配属されてすぐ、とかいう状況であれば始めは大変です。
でも人間慣れるもので、半年もすればだいたい要領をつかんできます。そしてルーティーンで回せるようになってくるのです。
このような状況にいるとですよ、あまり自分の価値について考えることがなくなってくるわけです。
考えることは問題を起こさないようにすることや、上司に嫌われないようにすること、それくらいになってしまうことが多いんじゃないでしょうか。ぶっちゃけ。
ここで考えてみてください。
なんらかの理由で会社が嫌になった。
会社辞めたい。
転職したい。
独立したい。
あるいはリストラされた。
このような状態になったとき、つまり会社を離れないといけなくなった時、我々は初めて市場に放り出されるのです。
そして初めて突き付けられるのです。
自分の「市場価値」はいかほどかと。
そして気付くのです。
「やべぇ、俺なんもできねー。なんも自慢できるものねー」
ということに。
「あなたは何ができる人ですか?」
「あなたを雇ったら我が社にはどんなメリットがあるのですか?」
という問いに、即答で、胸を張って答えられますか?
つまりは「あなたの価値は何ですか?」という問いですよね。
なかなか答えられる人、少ないと思います。
そこで初めて後悔するわけです。
あー、俺は会社にいる間に何もしてこなかったなと。
ここで重要なのは、会社の中で評価が良くなることが重要なのではないということです。
会社の中で評価が良くなるということは、もちろん高い能力を有しているということもありますが、会社の中でうまく立ち振る舞い、うまく昇進していくという、いわば会社にとって都合の良い人材になるという意味合いも含んでいます。
しかし会社内で価値が高いからと言って、市場でも価値が高いかというとそこは同義ではありません。
われわれが目指さないといけないのは「市場での価値をいかに高めるか」なのです。
市場価値の高い人はどこででも通用するのです。
今の会社が嫌なら辞められるのです。
市場価値が高いということは会社側から「ぜひ我が社に来てください」と言ってもらえるということです。
終身雇用、年功序列というシステムが終わりを告げ、大企業ですら大量リストラを敢行している現代社会において、我々はいつ会社を離れても食っていける価値を持たないといけないのです。
そのためには自分の市場価値に目を向ける必要があるのです。
どうすれば自分の価値を高められるか。
希少性のある人材になれるのか。
考えていきましょう。
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