「休日くらいゆっくり休ませてくれよ」
と思ってる世の中のパパたち。
これ完全に間違ってます。
ゆっくり休んでもカラダは元気になりません。むしろ不調になります。
休日であろうがカラダは動かしていた方が絶対調子良いです。
これはもう僕が何度となく経験済みなので間違いないです。
なぜカラダは動かしていた方が調子が良いか。逆にテレビの前でゴロゴロしている方が調子悪くなるか。
これはひとえに自律神経の問題が大きいです。
自律神経は人間のカラダのあらゆるところに作用し、影響を及ぼします。
自律神経はカラダが調子よく活動できるようにいつも最適に調整されていますが、こいつが異常をきたすとカラダに様々な変化が起こります。
内臓系で言えば、脈が速くなる、呼吸が速くなる、下痢になる、便秘になる
精神系で言えばうつ病になる、何とも言えない倦怠感に襲われる
などなど…
ではどういうときに自律神経が狂いやすいかというと、有名なところでは睡眠リズムが乱れたり、過度なストレスがかかったりといったところです。
また反対にストレスがなさ過ぎても自律神経は良い状態にはなりません。
これの最たる例はいわゆる「燃え尽き症候群」というやつです。
それまで高い緊張状態に置かれていた人が、急に解放され、ストレスが激減することでかえって精神状態を高く保つことができずに無気力状態に襲われてしまうのです。
休日に寝転がってダラダラと過ごすことでかえって調子が悪くなってしまう原因はこれに近いと思います。
なので休日でも体には適度な緊張状態(ストレス)を与えることが重要なのです。
では適度な緊張状態に身を置くためにはどうすればよいか。
まず最低限のステップは「外に出る」です。
外に出れば嫌でも他人の目がありますので一定の緊張感を得ることができます。
しかしこれはあくまで最低レベルです。
カラダの調子を良くするためにはこれだけでは不十分です。
というのも、例えばイオンなどのショッピングセンターに出てはきたけど、子どもをキッズスペースで遊ばせて、自分は近くのソファでスマホを眺めながらぼんやりしているダディ達、あるある光景ですね。ひどいときはあしたのジョー化している人もいます。
もうこの状態になったら立ち上がれません。重力が3倍になった気がします。悟空なら喜んで修行するところでしょうが、リアルな世界にいる僕たちはもうダメです。ジョーも勝てません。
なぜ外には出てきたけどなぜこうなってしまうかというと、理由は簡単で、自分にとっての刺激量が足りないからです。
つまりエネルギッシュに体が動くにはもっと刺激量、緊張感が必要なのです。
分かりやすく言えば、あしたのジョー状態のパパに、「今から女子大生との合コンがあるんだけど行く?」って聞いたら、1秒かからずに立ち上がると思います。
しかしその類の刺激はそうそう得られるものではありません。
そこで有効なのが、「カラダを動かす」なのです。
運動すると自律神経が整うのは科学的にも証明されています。
ウォーキング、ジョギング、サイクリングなどの有酸素運動はより効果的とされていますが、運動ならなんでも良いと思います。スポーツなどゲーム性のある運動はより緊張感が得られやすいのでこれも良いです。
しかしまだ子どもが幼児だと、ジョギングやサイクリングはできませんし、スポーツもハードルが高いことが多いです。
そこで僕が推奨するのはアスレチックです。
アスレチックは大き目の緑地公園などにはだいたい設置されていてお金もほとんどかかりません。そして遊具の種類も豊富なので子どもの年齢、能力に合わせて楽しむことができます。
そして何より全身を使いますし、僕が最も良いと思うのは、「高いところに上る」ということです。
高いところに上るためにはその過程でバランスもとらないといけませんし、高いところにいるというだけで一定の緊張感が生まれます。これは高所恐怖症の超軽い版みたいなニュアンスです。
そして考えてみてください。子どもってやたら高いところに上ろうとしますよね。これはスリルを求めてるんですよ。ワクワクするんですよ。ここが味噌です。アドレナリンが出てきます。ハイになってきます。
あともう一つ、アスレチックで得られる緊張感で重要なのは「スピード感」です。
人間は高さの他にもスピードを感じるときにも緊張します。
アスレチックではこれも得ることができます。
例えばロープウェイ。これはもう最強ですね。僕はもう一生やってられます。これはスピード感に加えて高さもあるので興奮度が高いです。刺激大です。
しかし子どもがまだ小さくてロープウェイはハードルが高い…という場合は、
「ローラーコースター」これです。
これはスタート地点は高いところにあるので高さの刺激も受けますし、スピード感も得られます。
ケツが痛いのが難点ですが、僕はケツ滑りでなく、ウンコ座り方式で滑ることによって解決しています。そしてケツ滑りよりもスピードでます(ブレーキをかけにくいので油断するとゴール地点で前方に吹っ飛ぶので注意が必要です)。
このようにアスレチックでは簡単に刺激や緊張感を得ることができ、その結果、自律神経が整い体の調子が良くなります。カラダが軽くなった感じがします。
カラダの調子が良くなれば、子どもたちからのムチャな要求にも笑顔で応じることができるようになります。
夫がエネルギッシュに動いてくれて、子どももハッピーであれば、ママもハッピーですよね。
夫婦関係も良好になるわけです。
ぜひぜひ、休日も家でゴロゴロするのではなく、外に飛び出し、運動しましょう!
アスレチックへGO!
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