実践は簡単ではないけど、めちゃくちゃ納得させられた子育て理論

僕は子育てにおいてバイブルにしている本があります。

本というか著者ですかね。何冊も本を出しておられるんで。

児童精神科医の佐々木正美さん(男性)です。

 

佐々木先生は長年にわたり広く保育の分野に献身されてきた方であり、その経験の中で見えてきた育児における大切なことを様々な場面で訴えられてきた方です。

 

佐々木先生の育児における主張は一貫しています。

 

子どもが望むときに、望むだけ甘えさせ、愛情を注いであげなさい。

 

子どもが望むときに、望むだけ、要求を叶えてあげなさい。

 

ということです。

 

望むときに望むだけ要求を叶えてあげるって…

甘やかせ過ぎじゃ…

ていうかその前にそんな時間的余裕も体力的余裕もないし…

 

と思ってしまいますよね。

 

確かにそうなんですが、理屈というか、言いたいことは結構納得できるんです。

 

子どもは親に甘え、様々なことを要求します。

そしてそれが叶えられ、気持ちが満たされることによって親を信頼します。

これが子どもにとって超重要な心のベースになるのです。

 

親の愛に満足している子どもは自立心が早く育つとのこと。

それは親の揺るぎない愛情という確固たる心のベースがあるので、子どもは安心して外の世界に飛び出していけるし、他人とも交わっていけるし、いろんなことに挑戦していけるのです。

 

逆に親の愛情に満足できていない子どもは集団生活になじめなかったり、他人に暴力を振るったりと様々な弊害として表れてくるとのこと。

 

そしてこの子どもが要求する愛情の量は子どもによっていろいろだとのこと。

 

手のかかる子どもほど、たっぷりの愛情を必要としている子ども。

たっぷりの愛情で応えてあげる必要があるのです。

 

手のかからない子どもがいい子であるというのは大きな間違いであるとのこと。

聞き分けの良い子は単に親の顔色をうかがって行動しているだけのことも。

そういう子どもは親の愛情で満たされていないことも多いのだとか。

 

 

親の愛情について、とても素敵な表現をされているんです。

 

子どもの心の中にグラスが一つあるとイメージしてみるといいですね。そこにたっぷりお母さんの愛情が注ぎ込まれて、あふれてくれば、その子はそのあふれた分を水筒に詰めてお友達と遊びに行けるんです。

グラスの大きさは子どもによっていろいろです。グラスがさほど大きくなければ、すぐにいっぱいになって満足できるかもしれません。でも、グラスがとても大きくて、もっともっとたくさんの時間、お母さんといっしょにいたいと願う子もいるでしょう。

そういう子であれば年齢に関係なく、お母さんとの時間を多くしてあげるといいと思います。グラスの中が愛情で満たされれば、友達の中にすんなり入っていけるのです。

 

これを読んだとき、僕はめちゃめちゃ甘えんぼで超ワガママな当時1歳の娘のことを考えました。

この子はすごく大きなグラスを持ってるんだろうなって。

 

この子の要求は半端ないんですが、上のような理屈を理解できたとき、できるだけ叶えてあげなきゃと思いました。

 

 

最近は様々な育児書を読んでみても、「怒らない育児」「待つ育児」など、「無理!!!」と発狂したくなるようなことが書かれています。

 

現代は核家族化し、地域力もなくなってしまったことにより、育児資源が非常に少ないです。そして夫婦共働きともなれば、どんだけ時間ないねん!って感じになると思います(うちはなってます)。

 

そのような中において様々な育児指南書で書かれていることは、「理想論やろ!無理!」と一蹴したくなることも多いと思う。

 

でもたとえ理想論であったとしても、長年、保育の現場で何百、何千という子どもたちと関わってこられた人たちが主張していることは、それなりに真理だと思う。

 

そしてその真理を少しでも理解しているのとしていないのとでは、日々の子どもたちへの接し方も変わってくると思うのです。

 

 

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