自分がやりたいことって何だろう?
誰しも一度はこれに頭を悩ませたことがあるんじゃないでしょうか。
最近はユーチューバー、プロブロガーなどを始めとする、
「好き」を仕事にする時代!
と言われるようになり、それ関連の本も多く出版されております。
でもそもそも自分の「好き」って何やねん…
好きなもんとか別にないぞ…
多少好きなことぐらいはあるけど、仕事にするほど好きでもないし…
「お前、理学療法士なんやったらリハビリが好きなんちゃうん。好きやから理学療法士になったんちゃうん」
って声が聞こえてきそうです。
ボクに限らず専門職に就いている人はそう言われそうですよね。
しかぁ~し!
んなことないです。
いやそういうと語弊がありますが、われわれ専門職も悩むんです。
(だよね!理学療法士のみんな!)
もちろん専門の学校にいって、臨床実習もクリアし、国家試験を受けにゃならんのですから、はじめは「理学療法士になりたい!」と志してなった人が大半です。
しかし働きだしたらいろいろな壁にぶつかり、
「俺、本当に理学療法士にむいてるんやろか…」
「もっと他に向いてる仕事あるんちゃうやろか…」
とか悩むひとは多いはず。
で、そこから自分探しの旅が始まってしまうのです。
俺の好きなことって何やろか…
俺が得意なことって何やろか…
天は俺に何をしろと言っている…
で、いろいろと頭の中でぐるぐる考えるのですが、
だいたい見つかりません。
なので、
今回は僕なりに自分の好きを見つける方法をいろいろ探してみた結果、「むむっ、これは!」と思えた方法をシェアしたいと思います。
自分の好きなこと=恋人
これはIT起業家の鳥居謙吾さんが言っていて「むむっ!」となったコトバです。
曰く、自分の好きなことっていうのは恋人のようなものであると。
恋人って初めから好きになりませんよね。
まぁ一目惚れってやつもありますが、多くはない気がします。
だいたいの人は、はじめは少し気になる存在ってところから始まることが多いんじゃないでしょうか。
そして付き合いを重ねていくうちにその人のことが徐々に分かってきて、だんだん好きになっていくんですね。
好きなことも同じなんです。
はじめから「自分はこれが好き!」っていうものを持っている人は少ない。
でもちょっと気になることっていうレベルのものはある。
そしたら、気になるレベルのもので良いからやってみる(お付き合いしてみる)んですね。
で、時間をかけて、それについて知る。
たとえば僕だったら最近こうやってブログで情報発信をしているわけですが、はじめから好きだったわけじゃない。
でもちょっと気になる存在だった。
だからちょっとやってみた。
そしたらいろいろ分かってくる。
こういう楽しさ、やりがいがあるな。
でもこういうしんどさもあるな。
などなど。
そういうようにして
「あっ、おれ、この手の仕事わりと好きだな。」
って分かってくるんですね。
こうやって、好きかどうか分らんけど、まずはやってみて、時間をかけて付き合ってみて、それで「自分のすきなこと」は見つけていくものなのです。
身近な小さな問題を解決しようとすること
これは日本の若き天才、落合陽一さんのコトバです。
曰く、現代の風潮として自分の好きなこと、やりたいことをやりなさい、みたいなのがあるけど自分の好きなことなんてそうそう分かるものじゃない。
でもそのように言われた若者は「自分の好きなことって何だろう?」と自分の内面と対話をはじめ、いわゆる「自分探しの旅」にいってしまいます。
そう、かつての僕のように(オーストラリアへ…)
で、その結果はだいたい見つからんのです。
そう、かつての僕のように。
そうではなくて、まずは自分の気になってしまう身近な問題を解決しようとしましょうと落合さんは言います。
それが自分の好きなこと、やりたいことにつながるのではないかと。
例として「カップ麺にお湯を入れてから3分も待ちたくない」といった身近なことを問題視したとしましょう。
そうすると「そもそもお湯を沸かすのも面倒くさいよね」という話にもなる。
もしこの問題を解決して「フタを開けた瞬間にできあがって湯気が立ち上るカップ麺」をつくることができたなら…
解決したい問題がみつかれば、あとは「それを解決するためにはどこへ行けば可能なのか?」という問題だけです。
どの会社に行ってもできないのであれば自分で起業するという選択肢にもなるでしょう。
このように気になってしょうがない身近な問題を解決しようとすることから、進むべき道が決まっていくのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は僕がムムッときた2人の考え方を紹介しましたが、お二方とも共通するのは、
好きなことは始めからわかっているものではない
ということです。
何かに取り組んでいく過程で分かっていくものなのです。
やりたいことが分からなくて迷子になっている人はこの考え方、参考にしてみてはいかがでしょうか?
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